高校受験から勉強法

高校受験から勉強法

夏休み前までに不得意なところを見つけ出す

できるだけ細かく詳しく特定しましょう。
各教科上に書いてあるようなまとめと基本問題中心の勉強でまず自分の理解していないところを見つけ出します。
そのときにできるだけ詳しく、どの単元のどの部分が理解できていないのか、どこまでは理解できるのかを特定します。
そして理解できている部分の練習を徹底的にやります。
例) 「1次関数がわからない。」場合→
 まず教科書を読んで区切りごとに基本問題をやります。
どの部分から間違いが多くなるか見つけましょう。
たとえば、1次関数の式を出すことはできるけれど、ダイヤグラムなど文章題になると間違いが多くなるのであれば、 文章題に入る前までの1次関数の問題を基本から少し難しい問題までを徹底的に練習していきます。
「不得意なところを勉強しなさい」とはよくいわれることです。ところが分からないところはなかなか手をつけづらいし、いきなり今までできなかった問題を解こうとしても一人で克服するのは並大抵のことではありません。まずは分かるところ、基礎をしっかり固めることから始める。これが大切です。

間違えた問題こそ大切

皆さんは問題練習をして間違ってしまった問題はどうしますか?
A.「答あわせをするだけ。」 
B.「解説を納得するまでよく読む。」 
C. 「先生などに質問する。」
Aは論外ですね。間違えた問題こそが自分にとって一番大切な問題ですからそれをしっかり理解しなけれ ば問題練習をする意味がありません。Bのように解説を読んだり、参考書を見たりすることも大切です。 自分ひとりで考えてもわからないときはCのように質問することも必要ですね。 重要なことは解き方、考え方をしっかりと理解しておくことです。

そして、高校受験から勉強法

そしてもう一つぜひやってほしいのが 「間違い問題ノート」です。間違えた問題とその答をノートに写しておいて試験前や夏休みなど にもう一度解いてみて下さい。解き方、考え方が理解できていれば次にやったときには間違えないはずです。 もう一度やったときにまた間違えてしまうような問題はさらにしっかり復習して類題などを探して 練習するなどの対策を行いましょう。自分の弱点はなかなか気づかず克服も難しいものですが、 「間違い問題ノート」を作ることで弱点を確実に減らしていくことができます。